WordPressプラグインWooCommerceのメールの種類―いつどれが送られるの?
2018年6月21日
WordPressでECサイトが作れるプラグインWooCommerceでは、さまざまな種類のメールが準備されています。どのメールが「いつ」「誰に」送られるのかわかりにくい…。そんな方のために、本記事ではどのメールがどんなタイミングで誰宛に送られるか、最重要と思われる4種類のメールについてまとめました。
当記事の環境:WooCommerceバージョン 3.4.3 + WooCommerce For Japanバージョン 1.2.21
メールの種類
まず、WooCommerceで準備されているメールの種類を見てみましょう。メールの設定は、WooCommerce > 設定 で[メール]タブを選択します。
本記事では赤で囲んだ4種類のメールについて扱います。
(1)新規注文
送信タイミング:お客様が[注文]したとき
メールの受信者:お店
いわゆる注文メールです。管理画面で確認しなくても、このメールによってお店は受注がわかります。
(2)注文保留
送信タイミング:お客様が[注文]したとき
メールの受信者:お客様
いわゆる注文確認のための自動返信メールです。このメールによってお客様は正常に注文が受け付けられたことがわかります。
コンビニ決済(番号方式)のように、注文と入金に時間差があり、入金確認後に出荷手続きに入る注文は、注文時一旦「注文保留」になります。
(3)処理中の注文
注文時に送られるケース
送信タイミング:お客様が[注文]したとき
メールの受信者:お客様
いわゆる注文確認のための自動返信メールです。このメールによってお客様は正常に注文が受け付けられたことがわかります。
クレジットカード決済や代引きなどは、注文受付後すぐに出荷手続に入るので、注文即処理中になります。
入金確認後に送られるケース
送信タイミング:お店が管理画面で注文の「状況」を[処理中]にして[更新]したとき
メールの宛先:お客様
注文保留(支払い待ち)の注文で、入金確認できて出荷手続きに入るとき、お店が注文の状況を「処理中」に変更するとこのメールが送られます。この過程を省略することもできます。
(4)完了済みの注文
送信タイミング:お店が管理画面で注文の「状況」を[完了]にして[更新]したとき
メールの受信者:お客様
注文完了、つまり出荷をお知らせするメールです。
まとめ
(2)注文保留 と (3)処理中の注文の違いがわかりにくいのでまとめました。お客様がメールを受け取るのは以下のように2回または3回です。
クレジットカード決済など注文後すぐに出荷準備に入る注文
注文時:(3)処理中の注文 → 出荷時:(4)完了済みの注文
コンビニ決済(番号方式)など注文後入金を待ってから出荷準備に入る注文
注文時:(2)注文保留 → 出荷時:(4)完了済みの注文
注文時:(2)注文保留 → 入金確認後:(3)処理中の注文 → 出荷時:(4)完了済みの注文
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