Googleで検索結果の件数が異常に少ない現象
2018年9月11日
Googleで何かの言葉を入力して検索すれば、たくさんのサイトが表示されます。例えば今「マットレス 低反発」で検索すると146,000,000件の情報があるようです。そして、最初のページに1位から10位、2ページ目に11位から20位…と、1ページに10件ずつ表示されます。ということは「マットレス 低反発」の検索結果は14,600,000ページまであるの?とは言っても14,600,000ページまで全部見ませんよね。そして、実際14,600,000ページもないのです。
ページを進めていくと突然件数が2桁に!
検索ワードによっては、最初検索した時点では何億件もあるのに、ページを送っていくと2~3ページ目で終わることがあります。筆者は前述の「マットレス 低反発」でこの現象に出会いました。
そして「そんなことがあるよ」と教えてくださったのは、検索順位チェックツールGRC を開発されている有限会社シェルウエアさんでした。
この現象についてのよくあるご質問もあります。
「Google件数」が異常に小さな値になっています。
具体的に見てみよう
まず「マットレス 低反発」で検索すると約146,000,000件の検索結果があります。
「次の10件、次の10件…」とページを送っていき、4ページ目になると、検索結果が36件になります。
1億4600万件あったのが、たったの36件!
なぜこんなことになるの?
その理由は、突然件数が少なくなるページの下の方に、きちんと明記されています。
「最も的確な検索結果を表示するために、上の 40 件と似たページは除外されています。」ってつまり、1億4600万件のうち「マットレス 低反発」の検索結果として的確なページ=価値のあるページは約40件である。それ以外の1億を越すページは、上位の40件と似たような情報しかないか、「マットレス 低反発」の検索結果として的確ではない、いずれにせよGoogle様にクズ認定されてるも同然と言えます。
そして「検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください。」
(そんなクズページ見なくてもいいと思うんだけど~、どうしても見たいって言うならここから見られますよ)と仰ってます。
ではどうすればいいのか?
上でみた「マットレス 低反発」でどのようなサイトが上位に表示されているのか、検索結果上位20件を調べてみると
メーカー:4件
ショッピングモールEC:6件
店舗EC:4件
価格比較サイト:1件
低反発のマットレスに関する説明・記事:4件(内2件は「○選サイト」)
以上のように大半が通販サイトです。低反発マットレスを買いたければいいでしょう。でも、「低反発マットレスとはどんなマットレス?」「低反発マットレスの長所は?」など低反発マットレスについて知りたい人が欲しい情報は少ないと言えます。
つまり、初回検索件数と「最も的確な検索結果」の件数が大きく乖離するワードは、通販サイトばかりが出て来たり、同じ大手ECサイト内で複数の店舗で扱われていたりして、「似たページ」ばかりになっていることがわかります。
Google様に「似たページとして除外」されないためには、有益で適量な情報、正しい構造のHTMLで価値のあるウェブページを作り、地道にコツコツ更新しましょう。
方法がわからない場合はこちらからお問い合わせください。
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