ダミー

BackWPup のエラーと謎のディレクトリ.tmb

2021年9月7日

BackWPup はWordPressのバックアップを取るプラグインです。手動バックアップのほか、時間を指定して自動でのバックアップも可能です。眠っている間に自動的にバックアップがされているので便利で安心です。バックアップ毎にログ(記録)も保存されています。今回はログを調べていたときエラーを発見しました。

当記事の環境:WordPress 5.8、MW WP Form 4.4.0、BackWPup 3.10.0

BackWPup のエラー

BackWPup › ログ の画面でステータスに「1件の警告」と表示されているジョブがあります。

BackWPup

ジョブ名をクリックするとログの内容が表示されます。警告は黄色い背景で表示されます。
警告を読んでみます。
「警告: ファイル名 “.tmb/xxxxx.png” は長すぎて TarGz アーカイブへ正しく保存できません !」
実際のxxxxxは100桁を超すランダムな文字列です。拡張子はpngだから、画像かと推測できます。
それにしても、こんなディレクトリもファイルも以前は無かったし、こんな長いファイル名誰もつけないし、そして
.tmbって何!?

BackWPup

自動生成されたディレクトリ

WordPressをインストールしたディレクトリに.tmb と.quarantine という2つのディレクトリが自動的に生成されたようです。.tmbはいかにも一時ファイル的なお名前で上記のようにpngファイルがいくつか入っています。
一方.quarantineは空です。
これは何だ?何故できたのか?削除してもいいのか?
「削除してもいい」という記事を見つけ削除してみました。何も起こりません。問題なさそうです。
バックアップをしてみると正常終了しました!
.tmb(の中のファイル)がエラーの原因だったようです。
今しばらくようすを見ています。変化があれば報告します。「大きな画像をアップロードすると.tmb ができる」という記事も散見され、実際当該サイトは運営ご担当者様が大きな画像を何枚もアップロードされていました。
一般の方からすれば大きい方が画質がきれいだし、アップロードするときに何もメッセージが出なかったので、どうしてダメなの?という感じかも知れません。

BackWPup

参照サイト

当記事では以下のサイト参照いたしました。制作者に感謝いたします。
tmb gets in the way of backup